板橋エスペラントクラブ

エスペラント語は1887年にポーランドの医師ザメンホフによって創案された国際補助言語です。ヨーロッパの言語をベースにした単語、シンプルな文法、わかりやすい発音が特徴の、学びやすい言語です。世界で100万人の話者がいると推定されています。わたしたちは、毎月第1・3土曜日、東京都板橋区成増でエスペラント語を学んでいます。言語、国際交流に興味のある方一緒に学習しませんか?

49.板橋エスペラントクラブ発足20年

 ことしは当クラブが発足して20年になります。当初は月1回土曜日午前中に学習をしておりましたが、学習効率をあげるため現在は第一・第三土曜日の午前と月2回のペースで学習しております。

 エスぺラント とはなにか?
 これには当ブログでも随所で縷々語っており、国内組織である日本エスペラント協会のホームページに詳述されておりますので省略します。要するに世界には5千に近いと言われている言語(ユネスコ発表)の橋渡し言語であり、民族性や経済力をバックにもたない人工の共通言語であります。そして世界に発表されてから昨2017年で130年の歴史を刻んでおります。
 戦後の一時期教科書にも載っていたエスペラント語でしたが、それが不掲載となってから久しく、したがって「エスペラントってなんですか?」と疑問を呈する人が少なくありません。そういう点ではまずは語義の説明から始めるハンディも慥かにありますが、私たちの努力で 当クラブはまだ20年しか経ちませんが、徐々にその存在価値が認知されつつあります。
 この間ユネスコの国際言語年(2008年)に際しては当クラブでは『ことばの世界ー一極化と多様化ー』と題する講演会を催し、好評をえました。また2013年には区文化祭に呼応して資料展示展をもよおし多くの来場者を迎えて大いに広報の実を挙げることができました。

 会員は現状病休、会友もふくめ8名でありますが、笑い声が絶えない愉快な仲間の集団であります。資料や参考書は別として月額200円の超廉価の会費も魅力です。ことしは新規入会した人も育ってきており、従来他クラブと共催した八ヶ岳山麓にある研修施設での合宿も企画され、奈良での日本大会にも参加意欲を吐露する人も顕われてきました。私たちは若く成長過程にある当クラブの発足20年を機に一層の飛躍を試みる所存であります。

 読者のみなさま、カタコトのエスペラント語でも世界大会では十分に通用します。毎年日本大会も世界大会もあります。今夏の世界大会はポルトガルリスボンで開かれます。専用のツァーも組まれますので、「3分でわかるエスぺラント」なるホームページもありますので、それらを参照されて旅行団に参加してみませんか?

当クラブにご連絡いただければ、何時にても取次いたします。大寒の季節で寒い日が続きます。みなさまのご健勝を祈ります。