板橋エスペラントクラブ

エスペラント語は1887年にポーランドの医師ザメンホフによって創案された国際補助言語です。ヨーロッパの言語をベースにした単語、シンプルな文法、わかりやすい発音が特徴の、学びやすい言語です。世界で100万人の話者がいると推定されています。わたしたちは、毎月第1・3土曜日、東京都板橋区成増でエスペラント語を学んでいます。言語、国際交流に興味のある方一緒に学習しませんか?

50 世界エスペラント大会と第2回日韓合同エスペラント大会のこと

執筆を怠けました。執筆者の入院・手術等が長引いたのが一因ではありますがあしからず。
きょうの話題は第103回の世界エスペラント大会です。7/27〜8/6までポルトガルリスボンで開催します。大会終了後希望者は国内見学2白3日の旅を案内してくれます。ポルトガルはフランシスコ・ザヴ゛イ エルが1549年(天文18)布教の為に日本へやってきたときからの縁のある国です。徳川家康が今川氏の人質になる頃からです。研究者には日葡辞書という垂涎ものの辞書があります。そういう国で世界大会があるのです。

 そして10月には106回の日本エスペラント大会が奈良市であります。こちらはことしはちょっと異色でして韓国のエスペラント組織と合同でやります。政治面では難しい問題含みですが、民際交流を目的として2011年に第一回の合同大会を韓国ソウル近郊で実施しました。今回はその2度目ですので大会の正式タイトルは第2回日韓共同開催エスペラント大会と銘打っております。奈良は仏教伝来の土地柄であり、そしてそれが韓半島を経由して日本に入ってきたことも歴史的事実であります。そして奈良は最初に本邦に仏教が根付いた地域でもありますので、そのご縁からしても共同開催にふさわしいということになるのでしょうか。 素直に受け容れたいと思っております。