旧聞ですが、10下中旬にエスぺランチストの日本大会が奈良市でありました。
回次は第105回でしたが、もうひとつおまけがついてました。数年前に
決まったことなのですが隣国韓国とのアベック大会です。ことしは第2回に
あたりました。
第一回はソウルで今回は奈良で。交互に開催しております。政治面ではやや
こしい問題が山積しておりますが、エスペラントという言語は国境がないだけ
に、民族についても国境意識を持たずに、いわば民際交流の証として実行され
ました。大タイトルは
「第2回日韓共同開催エスペラント大会」であり、大会テーマは
「エスペラントで語る文化の多様性と共通性」でありました。奈良は文字通り
日本の古都であり、特に飛鳥地方は朝鮮渡来文化が根付いた土地だといわれて
おります。共同開催するにはまことにもって適切な場所であったと自負しております。
大会には400名余の参加者があり、そのうち韓国・インドネシア・ヴェトナム
中国・フランス・カナダ・ポーランド・ハンガリー・台湾・ドイツ等々の諸国から
の参加者もありました。もちろんエスペラント語で交歓するのでなんの不自由も
ありませんでした。スケジュールの合間には興福寺や奈良公園散策等あり、エス
ペラントを通じて友好を深めることができました。
2019年の日本大会はさいたま市埼玉会館で10/12(土)~14(月、祝)であります。
大会テーマは「エスペラントが開く世界-わかりあいのその先へ」です。
このBlogをご覧のみなさま、ローマ字式に発音し、読めるエスペラントを始めて、
大会に参加しませんか。もちろん世界大会もあります。ことしはポルトガルの
リスボンでありました。