板橋エスペラントクラブ

エスペラント語は1887年にポーランドの医師ザメンホフによって創案された国際補助言語です。ヨーロッパの言語をベースにした単語、シンプルな文法、わかりやすい発音が特徴の、学びやすい言語です。世界で100万人の話者がいると推定されています。わたしたちは、毎月第1・3土曜日、東京都板橋区成増でエスペラント語を学んでいます。言語、国際交流に興味のある方一緒に学習しませんか?

2024年2月の活動(1)

2024年2月3日(土)定例の学習会を開催しました。

参加者は7名
今日はかねてから使っている教本
【Ĉu vi parolas Esperante.】を皆で読み進め、
対格の用法に重点をおき学びました。      

【対格の用法】

1. 目的語 
 ●Mi amas muzikon.
  私は音楽が好きです。

2. 移動の方向
 ●Ni veturis norden. 
  北へ進んだ。
 ●Li iris hejmen. 
  彼は家へ帰った。
 ●Mi plonĝis en la maron. 
  私は海へ飛び込んだ。
 (「海へ」飛び込むため、方向を示す対格語尾が必要)

3. 期間
前置詞dumの代わりに対格語尾を使うことができる。
 ●La tutan nokton mi legis la libron. 
  私は一晩中その本を読んだ。
  (= Dum la tuta nokto mi legis la libron.)

4. 回数・度数
 ●Gravaj akcidentoj okazis jam kvar fojojn en la atomcentralo.
  あの原発では、もう4回も重大事故が起こった。

 ●Mi vidis vivantan balenon la unuan fojon en mia vivo.
  私は生きているクジラを生まれて初めて見ました。
  (la unuan fojon = en la unua fojo)

5. 数量・金額
 ●Tiu ĉi ponto estas cent metrojn longa. 
  この橋は長さが100メートルだ。
  (= Tiu ĉi ponto estas longa je cent metroj)

 ●Tiu ĉi komputilo estas tri kilogramojn peza. 
  このコンピュータは重さが3キログラムだ。
  (=Tiu ĉi komputilo estas peza je tri kilogramoj)

6. 日付
 ●Mia frato naskiĝis la okan de marto. 
  私の弟は3月8日生まれだ。
  (= ... en la oka tago de marto)

 ●Venu al mi la venontan vendredon. 
  今度の金曜日にいらっしゃい。

対格は名詞と名詞を修飾する形容詞を連動させる必要があります。
つけ忘れたり、連動させる言葉を間違えたり
慣れるまで少し時間がかかりますが
文法の順番が自由でも意味がわかるのは、
対格のお陰なので、頑張って覚えたいです。

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までお気軽にご連絡ください。   
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いつでも見学を歓迎しております。