板橋エスペラントクラブ

エスペラント語は1887年にポーランドの医師ザメンホフによって創案された国際補助言語です。ヨーロッパの言語をベースにした単語、シンプルな文法、わかりやすい発音が特徴の、学びやすい言語です。世界で100万人の話者がいると推定されています。わたしたちは、毎月第1・3土曜日、東京都板橋区成増でエスペラント語を学んでいます。言語、国際交流に興味のある方一緒に学習しませんか?

43.ことしの世界エスペラント大会その他

 世界大会は日本大会もそうですが、毎年世界のどこかで開催されるということについては以前にもかきましたが、ことしは韓国ソウルで第102回が7/22日から29日まで催されます。アジアでは日本・中国・韓国がエスペラント界をリードしています。昨今はベトナムも國のバックアップもあって、若手運動家が育ちつつあります。世界大会の場合、これに先行してエスペラント教師たちの大会がやはり開催国で催されます。今年は釜山で7/20.21とあり、参加者はそのまま大会に合流参加することになっています。隣国でもあり、日本からも大勢の参加が予想されます。なお、世界本部ではシベリア横断鉄道・北朝鮮経由でソウル入りする参加旅行団を組成しますが、日本でも日本エスペラント協会の肝煎りで旅行団を組みます。他の団体も同様旅行団を組みます。

 7月8月はヴァカンスで動員しやすいということもあって世界各地で大会等が組まれますが、一例をあげますとイタリア大会(84回ヘラクレア)、アフリカ大会(6回ブンダ・タンザニア)、国際青年大会(アネホ・トーゴ)、南アジアセミナー(インド)、タイで講習会、イスラエル大会(18回・アシュケロン)、等々であります。

 ニュースとしては中国の公害状況について、のルポが『Ponteto』(ポンテート〜エスペラント語で「小さな橋」・・エスペラントは言語の架け橋という意味)という機関誌にでています。これは棗庄にある日本人大学教授(もと国立大学ロシア語教授)が中国に招聘教授として赴任しており、昨今の公害についての現地報告ですが、NHKでも放映されている状況が決して過剰表現でないことを裏付けています。エスペランチストはこのように世界各地から重要情報をもたらしてくれるのです。

当板橋エスペラントクラブでは会員を募集しております。学習だけでなく、レジャーにも熱心です。今夏は会員の同意があれば、研修会館を兼ねている八ヶ岳にあるロッジにも行きたいと思っております。諸兄姉の応募・入会をお待ちしております(現行年会費2,400円)。