7月1日(土)定例の学習会を開催しました。
参加者は9名。
メンバーが持ちよったロシアの小話を使って学習しました。
※ Anekdoto = 小話(ロシア語 = анекдот)
学習の中から人を表す接尾辞の表現の違いをまとめてみました。
◆ -ulo-(性質+ulo)(特徴+ulo)
〇 junulo= 若い人
〇 novulo= 新人
〇 senlaborulo= 失業者
〇 pensulo= 思想家
〇 mensogulo= 嘘つき
◆ -anto-(現在進行 ~する者、~される者)
〇 parolanto= 話し手
〇 mensognto= 現にうそをついている人
◆ -isto-(職業)
〇 laboristo= 労働者
〇 vendisto= 販売員
〇 politikisto= 政治家
〇 mensogisto= 詐欺師
時制の話題も出ました。
例文を考えると、エスペラントの時制は日本語と同じようですね。
〇 Ŝi diris, ke ŝi skribas leteron.
(彼女は言った、彼女は手紙を書いていると。)
〇 Ŝi diris, ke ŝi skribis leteron.
(彼女は言った、彼女は手紙を書いたと。)
〇 Ŝi diris, ke ŝi skribos leteron.
(彼女は言った、彼女は手紙を書くと。)
〇 Li atendas la manuskripton, kiun mi pretigas.
(彼は待っている、私が書いているこの原稿を。)
〇 Li atendas la manuskripton, kiun mi pretgis.
(彼は待っている、私が書いたこの原稿を。)
〇 Li atendas la manuskripton, kiun mi pretgos.
(彼は待っている、私が書くこの原稿を。)
話題が豊富な学習会のほんの一部しか紹介できず、また筆記者の文才の無さで、なかなか会の面白さが表現できておりません。
ご興味のある方は、お気軽に教室にぜひ遊びにきてください。