板橋エスペラントクラブ

エスペラント語は1887年にポーランドの医師ザメンホフによって創案された国際補助言語です。ヨーロッパの言語をベースにした単語、シンプルな文法、わかりやすい発音が特徴の、学びやすい言語です。世界で100万人の話者がいると推定されています。わたしたちは、毎月第1・3土曜日、東京都板橋区成増でエスペラント語を学んでいます。言語、国際交流に興味のある方一緒に学習しませんか?

2023年7月の活動(1)

7月1日(土)定例の学習会を開催しました。


参加者は9名。
メンバーが持ちよったロシアの小話を使って学習しました。
 ※ Anekdoto = 小話(ロシア語 = анекдот)
学習の中から人を表す接尾辞の表現の違いをまとめてみました。

◆ -ulo-(性質+ulo)(特徴+ulo)
 〇 junulo= 若い人
 〇 novulo= 新人
 〇 senlaborulo= 失業者
 〇 pensulo= 思想家
 〇 mensogulo= 嘘つき
◆ -anto-(現在進行 ~する者、~される者)
 〇 parolanto= 話し手
 〇 mensognto= 現にうそをついている人
◆ -isto-(職業)
 〇 laboristo= 労働者
 〇 vendisto= 販売員
 〇 politikisto= 政治家
 〇 mensogisto= 詐欺師

時制の話題も出ました。
例文を考えると、エスペラントの時制は日本語と同じようですね。

〇 Ŝi diris, ke ŝi skribas leteron.
 (彼女は言った、彼女は手紙を書いていると。)
〇 Ŝi diris, ke ŝi skribis leteron.
 (彼女は言った、彼女は手紙を書いたと。)
〇 Ŝi diris, ke ŝi skribos leteron.
 (彼女は言った、彼女は手紙を書くと。)

〇 Li atendas la manuskripton, kiun mi pretigas. 
 (彼は待っている、私が書いているこの原稿を。)
〇 Li atendas la manuskripton, kiun mi pretgis.
 (彼は待っている、私が書いたこの原稿を。)
〇 Li atendas la manuskripton, kiun mi pretgos.
 (彼は待っている、私が書くこの原稿を。)

 

話題が豊富な学習会のほんの一部しか紹介できず、また筆記者の文才の無さで、なかなか会の面白さが表現できておりません。
ご興味のある方は、お気軽に教室にぜひ遊びにきてください。