エスペラント界では毎年おおむね世界の各地でこの言葉の創始者の偉業をたたえて、そして顕彰の意味合いでザメンホフ祭と銘打って各地のロンド(rondo-サークル)で祭典を持っています。日本では各地域のサークルが集合して共同主催の形をとっています。東京地区では域内ロンドの全部ではないが、連合組織を作ってそこが中心となって主催しています。この組織の構成員でないロンドも当然参加いたします。12月8日の開催でした。当板橋は弱小組織であったため現状は非加盟ですが、いずれは共同参画の必要が出てくるとおもいます。
ザメンホフ祭は近年表題のようににエスペラント祭と名称変更しました。残念なことに昨今はザメンホフについて青壮年男女には知名度が低く、エスペラント語の知名度アップとその有用性の宣伝?もかねてエスペラント祭としたわけであります。とくに回次は設けてはおりませんが、記憶の限りでは数十回次をくだらないことは確実です。
当日は鈴木恵一朗理事長の協会の運動史に関する講話があり、新人紹介・挨拶、余興、
そのあと会話、運動、来年の日本大会等々の分科会に分散参集して協議し、以降の発展を盟して夕刻解散しました。会場は「Biz.としま産業振興プラザ」でした。12月は仙台・群馬・神奈川・九州等々10数ロンドまたは連合で実施されました。筆者は写真の挿入が不慣れのため、画像を省略していますが近々マスターの所存です。
新人紹介されたのは4人でしたが、そのうち3人はわが板橋エスペラントクラブの面々であり、さながら板橋の存在感をたかめ、長年微弱組織であった当会に燭光もたらすの感がありました。またそれぞれエスペラント語で稿なしで堂々と披露されたのには面映ゆくもあり感激でございました。筆者の所属した旧制中学校の同窓会名が鳳雛会といいました。新入会員もいずれ斯界に鳳となって行かれるであろうことを期待いたしております。